【vol.3】株式会社インテージ

株式会社インテージ
- 設立:1960年3月
- 本社所在:東京都千代田区神田練塀町3番地 インテージ秋葉原ビル
- 業種:市場調査・コンサルティング、システムソリューション、メディカルソリューション
- 備考:JASDAQ上場。市場リサーチ分野で国内首位、世界では12位


株式会社インテージ 経営企画部戦略企画グループ 松尾好泰マネージャー
キーワードは『今、一番ホットな街』
今回のインタビューは株式会社インテージ経営企画部戦略企画グループの松尾好泰マネージャーにお願いいたしました。
同社は1960年に設立された日本のリサーチ会社のパイオニアです。2005年8月に当時建設中の「(仮称)オリックス秋葉原ビル」のオフィス棟全フロアに入居するのに伴い、ビルオーナーのオリックス・リアルエステート株式会社からビルの命名権を取得、ビル名を「インテージ秋葉原ビル」としました。
2005年11月7日に同ビルに本社機能と、子会社を移転、業務を開始しました。今回お話を伺って大変興味深いのは命名権の過去の事例は施設側からのアプローチで導入されているのに対して、今回の「インテージ秋葉原ビル」の場合は入居する(スポンサー側の)インテージからの提案で命名権を取得したことです。
─ 命名権についてどのくらいの知識をお持ちでしたか?
前職の経験やマーケティング関連の会社という仕事柄、命名権につきましてもどういう類のものかよく理解しておりました。また宣伝効果、費用対効果につきましてもすでに十分に想定をしていました。
今回はたまたま11月に我々の会社が秋葉原に進出する事が決まっていたので、こちらからオーナー様に提案させていただきました。
─ 今回命名権を導入されたいきさつは?
インテージという会社名だけを聞いて、一般の方の殆どはどんな会社かすぐにはわからないと思います。
マーケティングリサーチでは国内NO1、世界でも12番目の規模だと自負するところもありますが、一般の方からの認知度の点では、まだまだ知られてはいないのが現状です。ならば秋葉原に進出するタイミングで知名度をあげる活動をやりましょうとなったわけです。
このビルの外観にもインテージというロゴがついていますが、山手線から見えるビル外観もセットで命名権の効果も狙おうとしました。
─ ビルオーナーのオリックス・リアルエステート株式会社にはどのような経緯でお話されましたか?
秋葉原という場所は今、一番ホットな街ですし、その注目度はなかなかのものです。ましてや今回、我々が命名権を取得したオフィスビルは山手線から見える場所という事で、その広告価値は計り知れないわけです。
今回の命名権の費用対効果は最初から得られるという認識でお話しました。
といってもオーナー様からの返事は即決ではないですよね。命名権導入まで考えてこのビルを作っているわけではないですしね。
ご検討を頂いて、費用対効果の話をしながら契約をしていったという感じです。事業所を借りているのはインテージグループだけの一棟借りですから、そういう点では話をし易かったです。
─ 命名権を取得されてからどのようなことをなさいましたか?
まずは11月7日の日経新聞に移転を告知する広告を掲載しました。それにあわせるようにして、HPもリニューアルし、都心のIT拠点である秋葉原で、インテージも新しいステージに立って事業を開始しますというメッセージを込め、『知からチカラを。チカラに知を。』というキャッチコピーも作りました。
それから看板です。ビルの東、西、北の三面にインテージロゴの看板を掲げました。東と西は夜間照明付きですから、電車から見るとすごく目立つわけです。
─ パブリシティを含めどれぐらい問い合わせがありましたか?
不動産関係の雑誌やメディアからいくつかの問い合わせがありました。8月の半ばにはネーミングライツを取得したというリリースをメディアに流し、フジサンケイビジネスアイや日刊ゲンダイでも取り上げて頂きました。
媒体がいち早く取り上げてくれたという事は、すでにその時点でかなりの効果があったと思います。
しかし、それよりも何よりも、一番喜ばしい事はやはり社員全体、会社全体のモチベーションが上がったという事ではないでしょうか。我々社員はインテージ秋葉原ビルと刷り込んだ名刺を持っています。
これがいかに心理的な作用を及ぼすか・・・、ビルとの一体感が持てますし、益々頑張ろう!と、自信にも繋がるわけです。たまに「自社ビルですか?」と聞かれてしまいますがね。(笑)
─ 今後のインテージビル命名権についてはどのような予想をされますか?
費用対効果からいえば、十分な効果が得られると思います。
ひとつは外観とセットでの契約内容なので、看板も夜間照明付きで目立つという事と、駅の周りの地図にもインテージ秋葉原ビルという名前が入る事により、イヤでも目に飛び込んできますからね。
今まであまりご存知なかった方でも、視覚から覚えて頂ける。そして秋葉原という注目度NO1の街を特集した雑誌やメディアの繰り出す様々な企画にうまく乗る事で、その露出度と注目度は加速度的に増加していくと思います。それらをお金に換算すると、十分に元は取れるのではないでしょうか。
また、持続的効果という点でも、カーナビや地図などの情報にも「インテージ秋葉原ビル」と入るように手を打ち、さらに、パブリシティとしてどういう媒体を使いどのように露出するかが非常に重要だと思っております。いづれにしても、経済効果を考えるとかなり価値が高いと思います。
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※インタビュー記事に関するお問い合わせは「命名権.com」まで













